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2025-04-13
フィジカルAIとは、ロボットが仮想空間で「体の使い方」を学び、状況に応じて臨機応変に判断しながら、人間のように体を使えるようになる人工知能のことです。
この仮想空間では、現実の感覚や環境をセンサーなどを使ってデジタル上に再現されていて、ロボットはその中で何度も動作を練習します。
この結果、安全かつ効率的に身体操作のスキルを習得と判断力を身につけるのとが可能となります。
出典:NVIDIA公式サイト.NVIDIA PhysicsNeMo ..https://developer.nvidia.com/,(引用日2025-06-04)
人間の赤ちゃんは、最初は立ったり歩いたりできませんが、何度も練習を繰り返すことでできるようになります。
ロボットも同じで、体を動かすためには、どのような角度で、どのような力加減で動けばいいのかを学ぶ必要があります。
しかし、現実で練習すると、ロボットが壊れたり、人や物に危害を加えてしまう恐れがあります。
そこで活用されるのがフィジカルAIです。仮想空間の中なら、ロボットは何度失敗しても大丈夫。壊れる心配もありません。
私たち人間は、これまでの経験をもとに物事を判断し、次に何が起こるかを予測しています。
機械も同様に、経験則(ルールや法則)を身につける必要があります。そのために、大量のデータや統計をもとに学習を行います。
チャットGPTのような生成AIも、膨大な文章データをもとに正しい言葉の使い方や自然な表現を学び、より適切な文章を生成できるようになってきました。
同じように、ロボットも「体の使い方」を学ぶために、仮想空間=デジタルツインを使います。
例えば、自動車のような機械で事故が起これば、人命に関わる重大な事態になります。
ロボットも「体」があるため、現実世界での練習は壊れるリスクや危険が伴います。
そこで、現実そっくりの仮想空間(デジタルツイン)で、あらかじめ安全に練習させるのです。
この空間にはセンサーやカメラ、レーダーなどから得られる情報が反映され、現実とのズレ(誤差)をできるだけ小さく保ちます。
そして仮想空間で何度も動作を試し、改善された動きを現実世界で試します。
うまくいかなければ、また誤差を修正し、さらに練習を繰り返します。
こうしたサイクルを通じて、ロボットは少しずつ現実で正しく動けるようになるのです。
フィジカルAIでは「深層強化学習(ディープ・リインフォースメント・ラーニング)」が使われています。
これは、正解がない中で試行錯誤を通じて最適な行動を見つけるAIの学習方法です。
ヒューマノイド(人型)ロボットが、最初は歩けなくても、仮想空間で何万回と転んだり立ち上がったりする中で、少しずつ「どうすれば立てるか、歩けるか」を学んでいきます。
このようにしてロボットは、仮想空間での経験を通じて、体の正しい使い方を身につけていきます。